沖縄産の左官素材

壁材

當山官業では沖縄産の左官素材を
積極的に活用しています。
沖縄の自然素材ならではの
風合いをお楽しみ頂けるので
沖縄の住宅にぴったりです。

赤土

沖縄の土壌の約7割を占めている赤土は、大雨などで海に流出し、自然環境に悪影響を与え大きな問題になっていますが、赤土で施工した壁はこの素材ならではの温かみが大きな特徴で左官の素材にはとても最適です。

クチャ

クチャは南西諸島に広く分布する泥岩です。豊富なミネラル分を含み、非常に細かい粒子で出来ています。調湿効果と落ち着いた色合いが特徴です。

イシグー

琉球石灰岩を細かく砕いた素材のことを「イシグー」と呼びます。
珊瑚から長い年月を経て生まれるこの天然素材は、古くから沖縄で石畳などに利用されてきました。優れた防湿、防熱性を持った優しい象牙色が特徴的な素材です。

ムチ漆喰

ムチ漆喰は昔から沖縄で使用されてきた漆喰で主に屋根瓦の継ぎ手やシーサー作りに用いられてきました。「ムチ」とは沖縄の言葉で「お餅」の事で質感がよく似ているためそう呼ばれるようになったそうです。作り上げた時点では黄色いですが時間の経過と共に白く変化していきます。

月桃スサ

沖縄ではなじみ深い月桃をスサ(ひび割れを防ぐつなぎ)として使用しています。消臭効果に優れた素材です。

沖縄の海砂

天然の海砂での砂壁は滑らかな美しさや、色や模様を付けることで個性的な質感が表現できるので、材料の土と混ぜると漆喰や土壁とはまた違った表情を楽しめます。

沖縄の黄土

黄土には粒子が細かく調温・調湿性に優れており、その名の通り明るい表情が特徴です。※天然素材のため施工希望の際は要お問い合わせ。

本部石灰岩

本部石灰岩はコンクリートや建築石材としても広く使われている素材です。當山官業では主に細かく砕いた本部石灰岩を、天然石の風合いを活かすことのできる洗い出しや研ぎ出し、掻き落としなどの人造仕上げに用いります。コンクリートなどにも使われる通り材料自体の強さ(硬さ)が大きな特徴です。